口腔機能|稲沢市の歯科「医療法人明枝会 スマイルデンタルクリニック」

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口腔機能💐

スマイルデンタルクリニックの堀場です😊

何を書こうかと、

桜の咲くころからうだうだと考えているうちに藤の花の時期になってしまいました

桜、藤の花と言えば、お花見ですね🌸

お花見に欠かせないものは、

お花見弁当?お団子?

どちらにしても、ロケーション(綺麗なお花)が第一、

次に大事なことは、おいしいものを美味しく食べられることです🍡

 

そこで、思いついたのがお口の機能、口腔機能についてです😁

高齢者がいつまでも「いきいき」と暮らしていくためには,

心身の衰えを予防することが大切です

なかでも体の衰えを防ぐには栄養摂取が欠かせませんが、

食べ物をおいしく感じ、

しっかりと噛んで食べるにはお口の健康が第一です

口腔機能を向上、

または保つことにより、

食べ物をしっかり噛むことができ栄養の吸収が促進されるだけでなく、

唾液が出て、口の中を清潔に保ち、

脳を活性化し認知症を予防するなど健康に良い影響を及ぼします

口腔の働きとは、食べる、話す、表情を作るなどがあります

その中で、生きていく中で重要な役割を担うのが食べることです🍝

 

食べるためには、

・歯= 食べ物を噛み切る、嚙み砕く

・口唇= 食べこぼしを防ぐ

・頬= 噛んだ食べ物を歯にもどす

・舌= 味を感じる、食べ物をまとめ、のどに送り込む

これらの機能を使っています

また歯でしっかり噛みしめることにより、

姿勢を保ち、踏ん張ることができます💪

 

しっかり噛むことができると、

食物の栄養の吸収が良いだけでなく、

脳が活性化されたり、体力が高まったりします

体が活力を取り戻すと気持ちも元気になり、

生活に積極性が出てきたり表情も豊かになってきます✨

反対に、しっかり噛むことや飲み込みが上手くできないと、

唾液の出も悪くなり、食べ物を必要な量を摂ることが難しくなるため

低栄養状態を招いてしまいます

また、誤嚥性肺炎を起こしやすくなります

その予防のためには、口腔機能を低下させないようにする必要があります😐

 

ではお口の機能を低下させないようにはどうすればいいのでしょうか🤔

 

食べるための機能の、

歯、口唇、頬、舌の機能は年齢とともに低下してきます

その低下のスピードを緩やかにするために、

手足と同じようにお口の周りにもリハビリ体操が必要です😊

 

口唇の体操は、

あ(大きく口を開ける)、

い(上下の歯がみえるように口唇を横にひく)、

う(口をひょっとこのように前に突き出す)、

ん(しっかりと口を閉じ、口の中で舌を上顎に押しつけ口の両端に力を入れる)を、

声を出しながら少し長めに行います

 

舌の体操は、

口を大きく開け、

舌を「べーっ」とできるだけ長く前に出す、

上唇をなめる、両端をなめる、

唇を閉じたまま内側をなめるようにゆっくりと動かす、

この時になるべく大きく動かします、

舌が疲れるくらいまでしっかりと動かしてください

舌でお口の中を刺激することにより、唾液の出も良くなり、

お口の周りのマッサージにもなります👅

 

頬の体操は、頬のふくらましです、

口や鼻から息がもれないようにします、

次に頬を吸って口をすぼめます、

これを交互に行います

空ブクブクもするといいですね😚

 

口唇と舌の両方の体操として「パタカラ体操」があります🙋‍♀️

「パ」は、唇を強く閉じ破裂させるように発音します

食べ物を口の中に取り込んだりこぼさないように、

口を閉じる動きを鍛えます

「タ」は、舌先を上の前歯の内側の歯ぐきよりにつけ発音します

舌を使って食べ物を取り込み、

それを口の奥に運ぶときに使われる動きで、

舌の前方への動きを鍛えます

「カ」は、舌の奥の方を、上あごの奥の方につけて発音します

舌でまとめられた食べ物を舌を使ってさらに食道へ運ぶために使われる動きで、

舌の後方への動きを鍛えます

「ラ」は、舌を上顎につけ勢いよく後ろに引いて発音します

舌を使ってゴックンと飲み込むときに使われる動きで、

舌の上方への動きを鍛えます

さあ、みなさんもご一緒にお口や、舌、頬を動かしてみましょう

思っていたよりも普段はあまり使っていなかったことに気づかれると思います

これらのお口の体操を行うことにより、

口腔機能の低下を防ぎ、

「おいしく、楽しく、安全に食べること」を実践して健康に過ごしていきたいものです😊

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